かつおぶし、煮干し、昆布の3種類のだしを豊かな風味に、味の広がりと深さ、そしてその味の調和を目指して
仕上げました。 作り方はそれぞれのだし材料を煮出して、混合するという簡単な方法です。だしを引くという簡単な工程のなかにも、火加減、時間、一番だしと二番だし、混合の順番、冷却、ろ過など、仕上げるまでの工程にはさまざまな
美味しさのための工夫があります。
しょうゆは弊社で醸造したもので、昔から使われている杉桶で仕込んでいますが、昔懐かしという感じのほうには流されず、洗練された調味料を目指して造り上げたものです。だしの美味しさを支える基本となるもので、「八方だし」の風味を作り上げるもととなっています。
「八方だし」は味が濃いうま味調味料や、だしエキスを使用しておりません。その風味はご家庭にあるだし材料で作ることが出来るものです。それゆえ、「八方だし」を使った料理は手作りの風合いがあり、温かみのある好ましいものに仕上がります。
日本は四季の美味しい食材に恵まれた国です。 日本料理では、その上質な食材が本来持っている風味を生かすことが大切だと考えられています。「八方だし」は、日本の食べもので古くから煮付け、めんつゆなどに使われてきた醤油風味のだしを、素材を生かすという考えと、だし材料を煮出す昔からの方法で作り上げました。食材の風味を生かす
「八方だし」を是非お役立て下さい。
「八方だし」の材料
醤 油 | 国内産の高たんぱく大豆と、硬質小麦(※1)とオーストラリア原産 天日塩を使用し、杉桶で1年熟成した諸味から搾りました。 |
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だ し | かつおぶし |
昆布 利尻昆布。 産地は収穫年によってことなりますが、 利尻島産か宗谷産を使用しています。 |
煮干し 香川県、広島県など瀬戸内産の 「いりこ」は魚臭さが少なく、 味わい豊かなだしが取れます。 |
砂糖 | 鹿児島県新光糖業製造 |