【製品説明】
★優れた断熱性
硬質ウレタンフォームはプラスチックフォームの中で最も優れた断熱性能を有しています。
これは独立した微細な気泡の中に熱伝導率が極めて小さいガスを閉じ込めているからです。

★水や水蒸気に強い！
硬質ウレタンフォームは独立記法構造ですので水や水蒸気の侵入に対する抵抗は強いと言えます。

★施工現場での発泡が容易
発泡が容易で多くの材料と自己接着しますので複雑な構造物に対しても隙間のない連続した断熱層を作ることができます。

★他の断熱材にはない！自己接着性
自己接着性とは、接着剤を使わなくとも、金属・合板・コンクリート等の対象物表面に直接発泡すること
により、対象物に強く接着した断熱層を作ることができます。この性質を利用してスプレーによる断熱工事やセットされた各種面材の間に発泡するだけで、複合パネル、ラミネートボードの製造をすることができます。
※ポリプロピレン・ポリエチレン・フッ素・シリコーン・ワックスなどとは一般の接着材と同じように接着しません。

【発泡準備】
● 準備するもの
・ソフランR原液：P液、R液
・はかり
・容器：ポリバケツ等、接着しにくい材質（PP、PE、フッソ樹脂、シリコン等）を選んでください。
・攪拌道具：量の多い場合は電動ドリルに攪拌羽根を装着したもの等
・保護道具：ゴム手袋、保護メガネ、マスク

● 発泡前の注意
・発泡は風通しの良い場所で行ってください。
・被注入物に隙間があると液漏れしますのでテープ・パテ等でシールをして下さい。但し、密閉品の場合は充填性を考慮し必要に応じて
空気抜けの穴を数か所あけて下さい。
・衣服等にウレタンフォームが付着しますと落ちにくいのでご注意ください。

【発泡手順】
配合比に従いP液・R液を使用分の重量で小分けにします。1回の注入量は合計5以下にしてください。多すぎると攪拌不足となります。
ポリバケツ等にR液を投入し次にP液を投入します。直ちに反応が始まりますので攪拌をしてください。
攪拌は均一になる様に液が白濁するまで、まんべんなく実施してください。
液が白濁しますと急激に反応を開始しますので、CT（クリームタイム）を目安に出来るだけ素早く注入を完了して下さい。

発泡時間（クリームタイム）16±5(秒)
発泡終了（ライズタイム）155±20
発泡条件　液温：20℃ 室温：23℃
配合比 P液100：R液63

保存・使用時の注意
・使用後は必ず密閉して1ヶ月以内を目安に早めに使い切ってください。
・皮膚に付着した場合、直ちに石鹸と水で洗って下さい。
・目に入った場合は直ちに流水で10分間以上洗い医師の診察を受けて下さい。
・直射日光・雨水を避け冷暗所で保管してください。
・ご使用時は20℃±5を目安としてください。温度が低すぎる場合混ざりにくくなり、高すぎる場合は反応性が速くなりご使用しづらくなります。