写真は見本品です。
24年7月23日に入荷。
状態は季節によって変化いたします。247c
日本芙蓉(フヨウ) 【分類】アオイ科フヨウ属の落葉低木
【学名】Hibiscus mutabilis L.
【別名】モクフヨウ/木芙蓉
【用途】庭園樹、公園樹、樹皮は和紙の補助原料
【樹高】2〜3m
【開花期】8月後半〜10月
【分布】本州の暖地、四国、九州、沖縄、台湾、中国
【栽培適地】関東地方以南
下は滋賀県大津市内での日本フヨウ。
日本では暖地で自生していた植物で関東地方以南で植栽可能です。
朝咲いて夕方にはしぼむ1日花ですが、長期間にわたって毎日次々と開花します。
関東地方以南では樹木の姿で生育しています。冬に低温になる地域では冬に地上部は枯れますが、春に新たな芽を出して夏には花を咲かせます。
基本種はピンクですが、白花があります。
栽培
日当たりを好む低木で成長の早い植物です。毎年根元で刈り込んでも夏には1m以上になって花を咲かせます。
荒地でも生育する丈夫な性質ですが、生育期は水をほしがるので、乾燥が激して場所では生育が悪くなりがちです。
特に鉢栽培では夏場の水不足には弱いので、根詰まり状態にしないようにしておくことが大切です。
鉢植では肥料も切らさないように与えます。開花期が過ぎ、晩秋になると落葉しますので、あまり大きくしたくない場合は根元からカットしておきます。
下は滋賀県大津市内での白花日本フヨウ。
●病害虫
病気はほとんどありませんが、害虫にはハマキムシ(ワタノメイガ)、ケムシ(フタトガリコヤガ)の発生があります。7月ころからの「オルトラン粒剤」の使用が予防に効果的です。