ピルスナー
チェコのピルゼン地方を発祥とするビールのスタイルの一種。
世界中で飲まれるビールのうち、7割を占めるといわれています。
また、日本人がもっとも親しんできたスタイルで、
淡色の下面発酵、ホップが生む爽やかな苦味が特徴。
ウィンナースタイル・ラガー
オーストリアのウィーンで生まれた、赤銅色のラガービール。
低めの温度で焙燥されたウィンナーモルトを使用し、赤みがかっているのが特徴。
かすかにトーストのような香りもします。
モルトとホップのバランスが、ほどよい苦みとすっきりとした飲み口を実現しています。
インディア・ペール・ラガー
アメリアを発祥とするビールのスタイルの一種。
一般的にラガービールに使われるホップの量は、
程よい苦味と心地よい香りが
感じられる程度に抑えられています。
しかし、インディアンペールラガーには通常のラガービールよりも多量のホップが
加えられ、はっきりした苦味と華やかな香りが現れます。
IPA
インディアペールエールの略称。
18世紀末にインドへの輸送に 耐えられるよう麦汁濃度を高くし、
ホップを大量に 使用することで誕生した上面発酵のスタイル。
アルコール度数は高めで、ホップの苦味も強いのが特徴です。
ペールエール
イギリス発祥の金色〜銅色の上面発酵ビール。
当時、 濃色が主流だったため、ペール(=淡い)エールと名付けられました。
ホップやモルトの豊かな香りが特徴。
華やかな香りを楽しむため、キンキンに冷やし過ぎないのがおすすめです。
アルト
アルトビールは、ドイツ西部のデュッセルドルフ地方を発祥とする上面発酵ビール。
銅褐色の見た目にふさわしい濃厚な味わいで、
とくにホップの香味と香りがきいています。
ヴァイツェン
「ヴァイツェン(weizen)」はドイツ語で「小麦」のこと。
小麦麦芽を50以上使ったドイツの伝統的なビール。
バナナのようなフルーティーな香り(エステル香)と、
苦みをほとんど感じない柔らかな味わいが特徴です。
ペルジャンホワイト
ベルギーのヒューガルデン村で14世紀から醸造されていたビールが発祥。
一度消滅しましたが、1965年より復活。
コリアンダーとオレンジピールを使用し、豊かな泡立ちと、副原料による柑橘系や
スパ イスの香りがあり、柔らかな酸味でヨーグルトのような味わいが特徴です。
ホワイトビール
大麦麦芽だけでなく、小麦麦芽または小麦を多く使うビール。
小麦由来のグルテンにより白く濁り、泡もちがよく、 独特の酸味や爽やかな口当たり。
白ビールは通常、上面発酵で。各スタイル風味も異なります。
ご当地ビール
地域の特産品などを原料としたビールのこと。