根っからの文具好きながら、一昨年、限定生産品のペリカン・スーベレーンの茶縞の万年筆(M800)を購入した際、国内45本という希少性につられて?一緒にR800を入手するまでは、ローラーボールは(モンブランのそれを1本持ってはいたものの)使用した事がありませんでした。 しかし、1度使ったが最後?!その滑らかな書き味に、すっかりハマってしまいました。 そこで、(茶縞にはブラックの替え芯を入れて使っているので)ブルー用も欲しくなり、最初は、手持ちのブルー縞の万年筆M805とお揃いのR805の購入を検討しましたが、それでは見た目で区別が付かない事に加え、ローラーボールの場合は、万年筆のように重量感と重心のバランスにさほどこだわらなくても良いだろうと考えて、小ぶりなR405を選択。 結果的に正解でした。ペリカンの万年筆はスーべーレーン800(ちなみに、モンブランはマイスターシュテュック146)一辺倒なのですが、ローラーボールでは400のサイズ感がピッタリでしたので、今回(改めて、ブラック用に)こちらのR400を追加購入するに至りました。 実は、その間にペリカンのニューラインであるエポックのローラーボールも試してみたものの、どうにもしっくり来ませんでした。ただ単に使い慣れているから、ではなく、やはりスーベレーンは、握った時の感触から書き味まで、全てにおいて優れている!と、再認識した次第です(さすがはペリカンの代名詞ですね〜)。 欧米では日常的に広く愛用されているローラーボールですが、(筆記具ブームと言われている現在においても)日本では万年筆とボールペンの陰に隠れて、極めて存在感が薄いように感じます。 けれど、身を以て体験した私としては、その書き心地の良さを(文具マニアだけでなく)もっと多くの方々に知って欲しい、と言うより、知らないのは惜しい!とさえ、思ってしまいます。
49分钟前