かいまき(掻巻)とは、袖のついた着物・羽織状の寝具のことで、大きな半纏のような形をしています。袖を通すことで冷えやすい首元から肩口までしっかり保温することができます。
東北地方や北関東地方など冬の寒さの厳しい地域で古くから愛用されてきました。

古くは「夜着(よぎ)」と呼ばれ、掛ふとんとして用いるほか、帯をして着物のように使われてきた、日本の伝統寝具です。
ふとんがはだけることが少ないため、最近では子どもの寝冷え防止にも使われています。


03BASIC かいまきふとん 大増量フィラメント化繊わた
天然の長繊維シルクわた(真綿)をポリエステルで疑似的に再現したフィラメント化繊わたを採用しています。独特の触感でふんわりと身体中を包み込みます。超増量タイプなので圧倒的なボリューム感で、極厚・極暖の使い心地です。

生地は表面は綿混高密度サテン生地、裏面はガーゼエアニット生地を使用しています。

首元の衿には、アンティーク感のあるチンチラ調素材を用いています。

本来丸三綿業ではかいまき布団の生産は行っておらず、元の製造元(群馬県内)に中わた素材を卸していただけでした。伝統ある工場だったのですが、職人の高齢化に伴い工場閉鎖の話が出ていました。国内のかいまき布団の生産が途絶えるのを避けるために、元の製造元から特殊なミシンを譲り受け、さらに引退する職人から技術指導をうけることで、丸三綿業でかいまき布団の生産が可能となりました。
ベテランのふとん職人が1年間しっかりと指導を受け、国産かいまきふとんを仕上げています。

これからも丸三綿業では日本の伝統を守るべく技術の継承に努めてまいります。

フィラメント化繊わた(ポリエステル)
フィラメント化繊わたは、天然の長繊維シルクわた(真綿)をポリエステルで疑似的に再現した中わたです。

蚕が生糸を吐き出す姿を手本に開発した射出機は8万本を超える極細繊維を切れることなく長く吐き出し、シルク綿のような長繊維を生みだします。長繊維の特徴は、繊維と繊維の間にたっぷり空気を含むことです。一般的な短繊維と比べて長繊維は綿ヨレしにくいので空気の層をしっかり保持してくれます。また長繊維は1本1本の繊維が途切れることなくなめらかに身体にそってくれます。

とても細くて長い繊維のため、途中で切れてしまわないよう注意しながら繊維1本1本を丁寧にほぐしてふとんの形に引き延ばすことが最も重要です。そこには真綿ふとんを作る時の伝統的な技術「手引き製法」が生きています。機械で延ばせば早いかもしれないけど、摩擦や力の加減ができず繊維が切れてしまうので手間がかかっても職人が二人がかりで手引きする製法にこだわっています。


美しい光沢感と高い気密性


やわらかな肌触りと高い通気性・吸湿性




安心の国内産
丸三綿業は寝具メーカーです。製綿(わた作り)や生地裁断・わた入れから最終検品まで群馬の自社工場で一貫製造しているので、安心・安全の国内産となっております。ご購入後のサポートにも自信を持っています。


03BASIC かいまきふとん 大増量フィラメント化繊わた(ポリエステル)100％ 無地

ホワイト

03BASIC かいまきふとん 増量タイプ 花柄(ローズ)

ピンク

ブルー